ポエム(旧作品)

あなたへ

星歌い 人眠る時
ひとり あなたのことを思い 夢 語る。

私の心は熱く燃えて あなたを愛し。
私の命は長く生きて あなたを守る。

二人して幸せ求め 二人して 互いに信ずる永久の愛。
苦労があっても二人で分かち
悲しい時でも二人で慰め
楽しい時は二人で笑い
つらい事があっても 手に手をとって
あなたとならば生きて行ける。

その夢を伝えたくて今語る。
「あなたへ・・・・」

 ~1984/7/30~ Rev.1:2000/6/14

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スープラ

あなたの見ていたその夢は、そのまま私が引きつごう。

それは、強く、速く、美しく、 

私の後にも残る夢。

生きている鼓動に愛があり、走る姿にみなぎるパワー。

そして、それは限りなくよみがえる。

限りなくよみがえる。

私が今見たこの夢を、今度はお前に伝えよう。

それは、高く、大きく、燃え上がる、

私の前から生きる夢。

今、風を切り、風になる。よみがえる度、夢に近づく。

そして、それは限りなく生き続け

限りない夢がる。

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流氷

人の心を氷に変えて、春とともに去ってゆく。

夏の日差しが終わる頃、秋の風に吹かれて、

北の海に音をたてる。

積もった雪は冷たい氷をおおいかくし、

深い海のある事を忘れさせる。

              凍った雪は溶けもせず、涙さえも氷に変える。

              海の底にある、あなたの心は、

              夏の太陽さえ見る事ができない。

あなたの心を氷に変えた流氷は、冬に流されまた戻る。

誰もいない冬の海、強い吹雪に打たれても、

波の音は聞こえない。

白い雪はあなたの心を覆いつくし、

深い愛があったことを忘れさせる。

              そしてあなたは泣きもせず、あなたのすべてを失った

              心の中にある情熱は、

              灰となって燃える事ができない。

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都会

田舎の風景に溶け込むよりも、

都会の人ごみにまぎれた方が孤独を感じる事ができる。

それは、木の葉に隠れた木の葉のように、

人の群れの中に自分を隠せるからだ。

そして、人の流れに身を任せたとき、

目的を持たない一人の自分は、誰からも見えなくなり、

やがて自分からも見えなくなる。

それは、あたかも都会の風景の中に誰もいないかのごとく、

自分の心に写し出される。

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焼酎(紅乙女)

澄んだ水に紅いバラを流すように
別れたときの悲しい涙を
グラスのまわりに流しながら
愛しい人を思い出す
私こそ、あなたの心の傷の跡

冷たい水に手を入れてみるように
二人だけの楽しかった日々を
氷の鏡に映しながら
愛しい姿を思い出す
あなたこそ、私の心を舞う乙女

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ワイン

薄緑色の小さな芽がでる頃は
白く透き通ったワインが良い
ほのかな 甘酸っぱい香りをあたりに振りまきながら
これから 若者が成長していく事を
まわりの人にも話し掛ける

だから
自然が冬の眠りから目覚めた頃は
軽い口あたりのワインが良い
やわらかく 心の中で舞い踊る

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ウオッカ

ウオッカを飲むとき
それは現実の時間(とき)を隠しつづけるひととき
ゆれる意識の中に、一時期の寂しさを遊ばせる
世の中で
一番寂しい酒の味

ウオッカを飲むとき
それは幻の時間(とき)を追い求めるひととき
ゆれる記憶の中に、過去の悲しみを招待させる
世の中で
一番悲しい酒の味

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遠いメール

遠い所に住んでいる。離れてしまった同じ日々。
心は一つというけれど、電話で話せるというけれど。
とても悲しい、とても切ない、これから一人で過ごす部屋。

届いているのか分らない。送ったはずの私の気持。
同じ星を見上げながら、メールでつながる二人の時間
とてもうれしい、少しさみしい、いまから送るよ置手紙。

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夜の冷たい風に

乾いた風、冷たい風、窓の外を通り過ぎた
暗い月明かりを切り裂き、かすかな音をたてながら

乾いた言葉、冷たいことば、私の心を突き抜けた
夜空のあなたをにじませて、かすかな声をたてていた

会えないの、 もう会えないの
 私の涙が枯れること、それはないかもしれません。

去って行く、 離れて行く 
 あなたの気持ちが戻る事、それは今後もないでしょう。

追いかけたい、あなたの背中を
 でも私の体は冷たく凍てつき、動く事さえ出来ません。

あなたは風になって消えて行く
 なぜですか、なぜなのですか、私と出会ってしまったのは。

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その時

その時、青年は深い眠りの中へ落ちていった。
そして別の世界で目を覚まし、今までに無い風景と出会った。
しかし、どこか懐かしい風景。そう、青年は幼い時の、記憶も消え去ったはずの時代の夢をみていた。
誰もいない、何も聞こえない、ただ柔らかい光の中でただずむ幼い頃の自分が、何を考えていたか、落ちた眠りの中で思い出そうとしていた。
なぜ?誰もいないの。どうして何も聞こえないの。でも、なぜか暖かなぬくもりに包まれている。その疑問を解くことはできないまま再び意識は暗闇に包まれて行く。
それと同時に手首から流れる真っ赤な血は枯れ果て流れを止た。

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